外資系企業への転職のメリット

外資系企業とは外国資本が3分の1以上の企業のことですが、そうした外資系企業に転職することで得られるメリットとしては、やはり給料が挙げられるでしょう。外資系企業は日本企業と比べて給料が高い傾向にあります。ただし、それは基本給が高いというよりもインセンティブが高く設定されていることが要因です。つまり、成果に応じた報酬を受け取っている人が多いということです。外資系企業に転職することで給料が高くなる可能性があります。また、意思決定のスピードが速いということも挙げられるでしょう。日本企業ではプロジェクトを慎重に進める傾向が強いので、仕事のスピード感を重視する人にとっては快適に仕事を進められる可能性があります。

外資系企業への転職のデメリット

外資系企業に転職することでデメリットを感じる人もいます。その1つとして挙げられるのが安定した働き方です。日本企業の場合は、成果を上げることができなくても直ちに解雇されるわけではありません。外資系企業の場合は成果を重視する傾向が強く、成果が出ないときにはそのまま働き続けることが難しくなる場合もあります。また、福利厚生があまりないこともデメリットです。日本企業の場合は退職金制度をはじめとしてさまざまな福利厚生をもうけている企業が多いですが、外資系企業はそうした制度が文化的にあまりありません。最後に、日本企業とは異なる企業文化を受け入れないといけないこともデメリットかもしれません。日本人だけでなくさまざまな外国人と一緒になって働くケースが多いため、そうした文化になじめない人もいます。

外資系求人は、実力がそのまま収入に反映されるものが多いです。そのため、年功序列ではなく、実力主義が良いという人に向いています。